2015/06/30
ラジオNIKKEI賞2015の血統分析
春のGⅠレースも終わり、これから本格的な夏競馬に入ってくると思いますが、今週は毎年難解なイメージがあるラジオNIKKEI賞です。このレースは11年に中山で行われ、人気馬が上位に来ましたが、福島開催では10年以降6番人気以下の馬が絡んできます。
血統の特徴としては父サンデー系は過去5年では中山開催を含めても必ず勝利しているレースです。また一昨年までは母父ノーザンダンサー系の馬が良く馬券になっていたのですが、昨年はサンデー系×ミスプロ系の配合の馬が上位独占でした。
難しいですが、馬力がある血統が良いのではないかと思います。ここ2年は母父シンボリクリスエス、フサイチペガサスの馬が勝利しているのでダート血統の馬がもしかしたら良いレースになるかもしれません。
ダービーを回避したアンビシャスはディープにエルコンドルパサーの配合です。牝系にはフェアリーステークス2着のニシノアカツキがいる血統です。血統に関しては問題ないかと思います。状態面やハンデ差などが鍵とはなりそうです。
2戦2勝のレアリスタはリアルインパクトの弟です。こちらは父はステイゴールドですが、未勝利戦は2000メートルで勝利。トキオリアリティーの仔ですから距離は1800までが良いかと思います。これも母方はダート血統で傾向には合いそう。
アッシュゴールドはドリームジャーニーやオルフェーヴルの弟になります。血統が良いですからここで激走する可能性はありそうですが、実際は走ってみないと。ロジチャリスは母父がロックオブジブラルタル。ダート血統ではないですが、少し前に相性の良かった母父ノーザンダンサー系です。
ミュゼゴーストはバゴ×リアルシャダイで、フラワーカップを勝ったオウケンサクラと同じ配合です。もしかしたら意識があったかもしれません。姉にマーメイドステークス3着のトウカイアース、在来牝系で夏は走りそうです。